記事を通して言いたいこと(結論)
例によって、冒頭で述べておく。
- ガスタービン機関の、Design point計算とOff-Design計算をシームレスに実行するコンポーネント・モデルの収束性を改善した。
- part3時点(記事:http://blog.livedoor.jp/z_plusplus-aq2d8zjn/archives/23704380.html)では2軸ターボファンエンジンの計算が実行不可だったものが、実行可能となった。(セパレートノズル型とコモンノズル型両方で動作を確認。)
本記事では、シミュレーションの詳しい内容には入り込まず、大きなマイルストンに至ったことを軽く報告する。
モデル化対象(とその周辺について)
ガスタービン機関シミュレーションのDesignPoint/Off-Design計算
上記2つの計算はそれぞれ何を意味しているのか、何故それらを統合実行できるようにしたいのかは、序章・途中進捗記事(http://blog.livedoor.jp/z_plusplus-aq2d8zjn/archives/23404519.html)にて語っているのでそちらを参照されたい。
*以下では詳細解説は割愛し、動作確認したモデルと動作確認状況の紹介を記す。
動作確認モデル#1:ターボジェット
- モデルのフルパス: PropulsionSystem.Examples.Engines.IntegrateDesPtOffDes.Turbojet_ex04
- githubのライブラリページリンク
Diagram
モデル情報
シミュレーション実行
動作確認モデル#2:セパレートノズルターボファン
- モデルのフルパス: PropulsionSystem.Examples.Engines.IntegrateDesPtOffDes.Turbofan_ex01
- githubのライブラリページリンク
Diagram
モデル情報
シミュレーション実行
動作確認モデル#3:コモンノズルターボファン
- モデルのフルパス: PropulsionSystem.Examples.Engines.IntegrateDesPtOffDes.Turbofan_commonNZL_ex01
- githubのライブラリページリンク
Diagram
モデル情報
シミュレーション実行
後書き・まとめ
毎度のごとく、最初に述べた結論とほぼ同じだ。
- ガスタービン機関の、Design point計算とOff-Design計算をシームレスに実行するコンポーネント・モデルの収束性を改善した。
- part3時点(記事:http://blog.livedoor.jp/z_plusplus-aq2d8zjn/archives/23704380.html)で、2軸ターボファンエンジンの計算が実行不可だったものが、実行可能となった。
Off-Design計算は面白いので、色々考察した記事を書くのも面白いことになると思うが、読者の方には、それをを待つより、モデルの公開情報を載せてあるので、是非ご自身の手で色々動かして遊んで頂きたい。
以上
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