*執筆途中だが公開ポリシーに則り公開。
記事を通して言いたいこと(結論)
例によって、冒頭で述べておく。
- この記事にて飛行機6自由度運動モデルをModelicaのアニメーション機能で可視化した.しかし,実行環境OpenModelica v1.13.では意図通りの挙動となるが,最新の(記事リリース時点で)v1.18を用いると,3Dモデルデータが.stl形式では読込出来ず,フリーのグラフィックスソフトを梯子して.dxf形式にすると表示はされるが色が全体真黒となり意図通り表示されないという問題が生じた.
- これに対し,OpenModelicaのv1.18以降でも飛行運動シミュレーションを可視化出来るようにすべく,Modelica Standard Libraryで提供されている3D表示素材のみを用いて可視化するコンポーネントを作成した.直方体や円柱などの基本図形を組合せ,航空機に一般的に搭載されている計器の1つ”姿勢儀(昨今のグラスコックピットならPrimary Flight Display)”を模した表示を出力する.これにより,OpenModelica標準環境のみで飛行機運動の解析結果を直観的に表示させる事ができる.
シミュレーションモデル
- モデルのフルパス: AircraftDynamics.Visualizers.Examples.Samples.AnimATI_AirplaneLTISS_longiLatSprtd00_ex01
- githubのライブラリページリンク(AircraftDynamics)
表示の見方
参考:小型飛行機用Primary Flight Display
実行
早速本題のアニメーションを観よう.尚,インプット(操舵,エンジン推力増減)のタイミングはこの記事のものから変更し,操作から操作の待機時間を短くしている.
モデル情報
後書き
以上
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