OpenModelicaで取り扱えるディレクトリについての注意

 OpenModelicaが取り扱えるディレクトリについての注意事項.
 OpenModelicaはver1.22.0の時点で、日本語を含むディレクトリに対応していない.従って、作成するモデルファイルや、モデルが読み込むテーブルデータ等の外部データファイル、3rd partyライブラリをダウンロードしてローカルディレクトリに置いて読み込み使う場合など、OpenModelicaで取り扱うすべてのディレクトリを日本語を含まないものにしておく事.
 なおこれは、ファイル/ライブラリ一式等を置くディレクトリ自体だけでなく、full pathの途中のどこにも日本語が含まれないようにする必要がある.具体的には、下記のようなディレクトリ構成もNGとなる.
    C:\OpenModelica\作業\Fluid_Practice
 例外が有り、日本語版Windowsにて、デフォルトで日本語表記となっているディレクトリは日本語であっても問題無い.具体的には、「ドキュメント」や「デスクトップ」といったディレクトリである.これらのディレクトリは日本語で表示されているが実際はアルファベットで書かれており、ディレクトリパスをコピーし、VSCodeやNotepad++に貼り付けるとアルファベット表示となる.
  
以上
リンク:[連載]Modelicaによる熱流体の世界の歩き方 の記事一覧ページ

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