連載開始のお知らせ:Modelicaによる熱流体の世界の歩き方

[連載]Modelicaによる熱流体の世界の歩き方

これまで、本ブログでは、ライブラリ製作記、仮想実験の記録、モデリング/プログラミングテクニック的な記事ばかりを配信してきたが、この度チュートリアル、学習者向けガイドのタイプの記事を出すことにした。

内容は連載表題が示す通り、Modelicaを使った熱流体システムのモデリング&シミュレーションチュートリアル集を目指す。筆者が熱流体システム・熱機関畑の人間というからというのも熱流体をテーマにする理由の1つだが、Modelicaが扱うmulti-domain physicsの中でもFluid関係が最も複雑で難しいdomainだろうからというのも理由だ。

また、これまでOpenModelicaではfluidを扱うモデリングをブロックを用いたGUI操作だけでは行えないという難点が有った。だが折しも、その難点が解消される目途が立ち、恐らく次回リリースからfluidのモデリングもGUI操作だけで行える(コンポーネントの自作・カスタマイズを行う場合その限りでない)ようになり、熱流体システムを扱うハードルが大幅に下がる。そのため、fluidモデリングの需要が高まるのではないかと思う。

熱流体とは題するものの、熱機関や油圧機器の様な、熱流体を中心としたシステムを扱うというだけで、当然Modelicaらしく、回転機械や1D motionといった他domainも織り交ぜたモデリングを行う予定だ。また、下記2つの筆者作成ライブラリも織り交ぜ、多くの人に触って頂く機会を作りたい。

記事公開・更新と共に、目次ページも同時にアップデートしてゆくので、訪問・確認して頂ければと思う。

リンク:[連載]Modelicaによる熱流体の世界の歩き方 の記事一覧ページ

チュートリアル記事は書いてこなかったが、これまで学会の講習会、勉強会コミュニティでのハンズオンにて解説資料をリリースしたことが有る。そられと被る内容の記事を出したり、纏め直しを行う事が有り、一度ご覧になった方々は同じ内容を目にすることになるが、その点はどうかご容赦願いたい。

リンク:OpenCAE学会2019年シンポジウム 講習会資料公開ページ(工事中)

リンク:Modelicaライブラリ勉強会 ハンズオン資料公開ページ(工事中)

以上

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